なぜ私がメルカリを始めたのか?お金が欲しかったシンプルな理由
「このままの家計じゃヤバいかも……」
そんな焦りから始まった、私の不用品販売ライフ。
当時は育休中で、収入は減るのに支出はむしろ増える時期。とはいえ、すぐに大きな収入を得る手段も思いつかず、何かできないかと探していたときにふと思い出したのが、以前に買って使わなかった「地方の高速バスの往復チケット」。
金券ショップに持ち込んでも買い取ってくれなさそうで、でも「捨てるのはもったいない」。ダメ元でメルカリに出してみたら……まさかの即売れ!
「えっ、本当に売れたんだけど……!」と、スマホの画面を何度も見直したあの驚きは、今でも覚えています。
最初は「本当に届くのかな?」「評価ってどうやってもらうの?」と不安だらけだったけど、やってみたら想像以上に楽しかった。
“ただの不用品”が“誰かの欲しいもの”になる感覚。これがクセになって、気づけば家の中を見渡しては「売れそうなものないかな?」と探すようになっていました。
意外と売れる!?私の不用品販売実績と印象的なアイテム
そんな感じでコツコツ続けてきた結果、2017年からこれまでに131個のアイテムを販売してきました。
よく売れるのは、以下のジャンルの本たち。
- 節約・投資・家計管理系の本(関心の高いテーマなので即売れ)
- 断捨離やライフスタイル系の実用書(検索されやすい)
- 子育て系のノウハウ本(新品で買うと高いので需要あり)
- インフルエンサーが書いた本(SNSで話題になるとすぐ売れる)
逆に、小説や著者の人生観を綴ったようなエッセイ本は、意外と動きが鈍い印象。個人の好みによる部分が大きいからかもしれません。
本以外で印象的だったのが、3DSのARカード。2枚で約1,600円で売れたときは、「えっ、これ捨てなくてよかった!」と心底思いました(笑)
ほかにも、キャラグッズ(アクリルキーホルダーやポーチなど)は、思わぬ高値がつくことも。
“これ売れるの?”ってものが売れた瞬間って、本当にクセになります。
収入だけじゃない!メルカリがもたらした家計と心のメリット
メルカリで得られるメリットは、お金だけじゃありません。
まず家計的に嬉しいのが、メルペイを使えば、ちょっとした外食や買い物が実質タダになること。
友達とランチに行ったとき、「あ、これメルペイ残高で払お!」ってなる瞬間は、地味に助かるんです。
突発的な出費も、こうして吸収できるのはありがたい……!
さらに嬉しいのが、気持ちの面での変化。
- 不用品がスッキリ片付く
- それがお金になる
- しかも誰かの役に立つ
この三拍子、控えめに言って最高じゃないですか?
「捨てる」って選択肢だと、「もったいないかな」「でも置いとくのも邪魔だな」と、ずっと頭の片隅に残るんですよね。でも「売る」に変えたら、考える余地がなくなってスパッと手放せる。
それに、「あ、私のいらないものを必要としてくれる人がいるんだ」って感じられる喜びも大きい。
“お互いWin-Win”って、こういうことかもと実感しています。
失敗談から学ぶ!メルカリ出品の究極のコツと注意点
ここからは、私が実際にやってみて感じた「こうすればうまくいくよ!」というコツと、「これはやっちゃダメ!」という失敗談をセットでご紹介します。
写真と説明文は“誠実さ”が命
汚れや使用感がある場合は、落とせる汚れは拭く。でも、どうしても落ちない部分は写真にしっかり写して、説明文でも触れるのがポイント。
例:「5枚目にシミがあります。ご確認ください」など。
こうすることで、購入者とのトラブルを防げますし、誠実さが伝わって好印象です。
タイトルは検索されやすさ重視
「本のタイトル+著者名+ジャンル」など、思いつく限りのキーワードを盛り込むことで、検索に引っかかりやすくなります。
梱包と送料の工夫が勝負の分かれ目
送料って、実はバカにならないんですよね。
だから、ゆうパケット・ネコポス・ゆうパケットポストミニなどを使いこなして、最安の発送方法を選ぶ工夫が必要です。
そして梱包。これが意外と重要!
プチプチと水濡れ防止(ビニールや袋)はマジで大事。
私も昔は何もわかってなくて、アクリルキーホルダーを紙で包んだだけで送ってしまったんです。
結果、折れて到着……そりゃそうだ。
それ以来、プチプチ+防水は必須にしています。
また、ジグソーパズルをコンパクトにしすぎて箱が潰れてしまったという痛い失敗も。
「小さくすればいい」じゃなくて、形状を保ったまま送る工夫が必要だと学びました。
忙しい人は「出品できる時だけスタイル」でOK
子育てや仕事に追われて、「毎日出品なんて無理!」という方も多いと思います。
私もそうなので、できる時にまとめて4品くらい出すスタイルでやっています。
「今日は子供の昼寝中に2品だけ」でも全然OK。自分のペースで続けるのが一番です。
これからメルカリを始めるあなたへ!家計改善への一歩を踏み出そう
「売るのってめんどくさそう」「写真撮るのとか地味に大変そう」
うん、気持ちはわかります。
でもね、いらないものが“お金”に変わったときの爽快感、味わってほしい。
出品のハードルを下げたいなら、こんなルールを決めておくとラクになりますよ。
たとえば…
粗利(販売金額 – 送料 – 手数料)が500円以上の時だけ出品する!
これだけでも十分。
利益が少ないものを頑張って売ろうとすると疲れちゃうので、「手間に見合うものだけ売る」って決めておくと続けやすいです。
最後にもうひとつ。
家計見直したい人ほど、不用品販売はおすすめです。
なぜなら、家の中って、お金と同じように“ムダ”が潜んでいるから。
「これ、買ったけど使ってないな」
「なんで2つあるんだろう……」
そういう気づきが、家計改善への一歩になるんですよね。
私自身、「家にムダが多い=お金の使い方が甘かったな」と実感しました。
だからこそ、不用品販売でスッキリして、ついでにお小遣いもゲットするのは一石二鳥なんです。
「めんどくさいから後ででいいや」って思いがちだけど、
家計を見直したいなら、まずは“家の中”を見直すのが一番手っ取り早いです。
たった500円でも、売れたら嬉しいし、お金が動く感覚が身につきます。
私は「粗利500円以上なら出品OK」というルールを決めて、気楽に続けています。
もし「なんとなく不安だけど興味はある」って方がいたら、
一度だけでもチャレンジしてみてください。
不用品が、お金と気持ちのゆとりを生んでくれるかもしれませんよ😊
おわりに
家計を見直すって、何から始めればいいか迷うもの。
でも「売る」ことから始めると、お金・スペース・心の余白が手に入ります。
大きな変化は少しずつ積み重なるもの。
まずは目の前にある不用品から、ゆるっと始めてみてくださいね!